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「主義主張のために戦うのはその主義にのっとって生活するよりやさしい。」

 とあるサイトで見た言葉。
 本当にそうだよなぁ、と思う。

 自戒を込めてあえて書くけど、なにかを批判したり攻撃したりするのはすごく簡単なことなんだよなぁ。
 でも、日々の生活でそれを実践するのは、とっても地味で、だれにも知らない努力が必要になる。
 心に留めて生きなければ、と思いました。

 で、最近は『伝説巨神イデオン』がマイブーム。
 本放映から、もう20年以上も経つんですね。当時はビデオデッキなんて超高級品だったからウチにはなくて、テレビの前でカセットに音だけ録音してました。食事中なのに、家族に黙って食べてと注文したのを思い出した。
 いま、スカパーで再放送をやっている。
 絵のレベルははっきりいって悪い(しかし映画『発動篇』は、2006年の現時点においても、ぼくはアニメ史上最高の出来だと思っている)。湖川が作画監督のときはいいんだけど、とんでもないレベルのときがあって、いまのテレビアニメの質とは比べ物にならない。だから若い世代の人が『イデオン』を見たら「なにこれ」と思うだろう。
 でも、ストーリーやキャラクター描写が秀逸なのです。
 いま改めて見ると、キャラクターはこれまでぼくが見たアニメの中でも、もっとも人間臭い。いい人も悪い人もいない。みんな勝手なことを言うけど、思いやりの心も持っている。どのエピソードも丸く収まらずに、なにかしこりを残す。
 だから、多くの人には受け入れられないのかもしれない。人間の、というか、自分の心の醜さに触れてくるような作品だからなぁ。
 優れた物語というのは、心に土足で上がりこんでくる。
 そんな物語を、また見たいものです。

川はいいなぁ。

 18, 2006 05:46
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 今回の撮影は関東某県のとある川でした。

 モデルの手塚椎奈さんとお会いするのは、なんとこの日が初めて。いつもなら、ぼくは撮影前に必ずモデルさんと会うのですが、今回はいろいろあって例外的にそんな運びとなった次第です。

 手塚さんとは、某私鉄の駅のホームで初顔合わせとなりました。背中に背負った大きなリュックがたくましい。今回の衣装や小道具は、すべて手塚さんが持参してくれているのです。そのため荷物は莫大な量になり、まるで海外旅行へ行くみたいでした。実際、このリュックと一緒にペルーへ行かれたとのこと。すごく行動力のある女性です。

 手塚さんと合流したあとは、私鉄を乗り継ぎ、目的地へ向かいました。そしてローカル線に乗りながら、これからの撮影の打ち合わせをします。ぼくが目指す作品は、基本的にドキュメンタリーであるということや、衣装の組み合わせ、撮影順などについて、雑談を交えながらお話をしていると、あっというまに目的地に着きました。

 この川には何度も遊びに来たことがあるという手塚さんに先導してもらい、ぼくらはロケ地探しを始めました。
 ところが、これがなかなか見つかりません。人が多すぎるのです。
 ここはいいなぁ、と思ってあたりを見回すとバーベキューをしている人たちがいたり、カヌーで川くだりの準備をしている人たちがいたりします。違法な撮影をするわけじゃないですが、じろじろ見られながらするのは嫌なので、ぼくらは小一時間ほど歩き回りました。
 そして、やがてとある場所を見つけ、そこをベースにすることにしました。

 撮影は順調でした……観光客が来ないあいだは(笑)。
 この川は、ライン下りが観光名物のひとつになっていて、その船が撮影ポイントのすぐ横を通るのです。
 写真撮影のときは船が写りこんでもやり直しがきくのですが、ビデオだとそうはいきません。声も入ってしまうし、編集でごまかすには限度があります。
 「敵」は、ライン下りだけではありません。
 カヌーやゴムボートもやってきます。そして例外なく、ぼくらを注視します。服を着たまま川に入って、それで写真やビデオを撮ったりしているのですから(笑)。
 こういうとき、ぼくはけっこうビビって臆してしまうのですが、手塚さんはけっこう堂々としていました。手塚さん曰く、「モデルは人に見られることに慣れているので平気。カメラマンさんは逆の立場だから恥ずかしいのでは?」と。
 なるほど! すごく納得できます。
 まぁ、それでも撮影後半のころはぼくも慣れてきて、観光客に手を振ったりしていましたが(笑)。

 撮影したのは3着。手塚さんの私服2着と巫女の制服(?)です。他にも水着など撮る予定でしたが、時間の関係上、撮れませんでした。ぼくの撮影は、ひとつの衣装をじっくりと撮るパターンが多く、いつも持ってきた衣装を余らせてしまいます。
 前述したとおり、この日は手塚さんが衣装を持ってきてくれたので、全部撮りたかったのですが、ぼくの撮影が遅かったために無理でした。手塚さん、せっかく持ってきていただいたのにごめんなさい。
 それでも、逆に言えば3着分はきちんと撮ったつもりです。手塚さんはぼくの要求に嫌な顔ひとつせず応えてくれました。おかげでぼくもテンションの高いまま撮影ができました。

 途中、見知らぬ若者集団が撮影場所に入ってきたため、ぼくらは若干の移動を余儀なくされたりしましたが、とりあえず最低限の撮影は終了しました。
 そして食事を摂ることに。手塚さんの案内によると、このあたりはお蕎麦がおいしいとのこと。ぼくはお蕎麦が大好きなので、ではそれを食べましょうということになりました。
 駅に近いお蕎麦屋さんに入り、もり蕎麦を注文。朝ごはんは某駅のスターバックスで、高いのに大して美味しくないパンを食べただけなので、ぼくはすっごくおなかが空いていました。
 そのためではないでしょうが、ここのお蕎麦はけっこう美味しかった! 暑い中での撮影後には、こういう冷たい食べ物がいいですね。
 その後、帰りの電車の時間にはまだ余裕があるため、ぼくらは手塚さんご推薦のカキ氷屋さんへと向かいました。手塚さんは、そのお店のカキ氷はとってもおいしいと言うのです。
 ところが、そのお店はいつの間にか有名になったらしく、敷地内の庭には長蛇の列が……。警備員の方に聞くと、この程度だと一時間半待ちということでした! 疲れ果てていたぼくは、せっかく案内してくれた手塚さんには申し訳ありませんが、「帰りましょう」と言わざるを得ませんでした。あのカキ氷がどれだけ美味しかったのかは、いずれまたチャレンジしたいと思っています。

 帰りの電車の中での会話は、ぼくと手塚さんとに共通の趣味が見つかったりして、かなり盛り上がりました。手塚さんのほうが疲れているはずなのに、ぼくの話にお付き合いしてくださって、ありがとうございました。本当に楽しい時間でした!

 そんなわけで、撮影は無事終了。
 作品は、写真とビデオの両方で発表することになると思います。組んでいる途中のパソコンが完成した暁には、すぐに編集作業にとりかかりたいなぁ。

 いま振り返ると、この日で今年の夏が終わったという感じがします。蝉の声や川のせせらぎ、時折聞こえた蒸気機関車の汽笛……その、どれもがいい思い出になりました。
 その気持ちを写真やビデオに込められれば、それは「手塚椎奈」という一人の女性の魅力を最大限に引き出せることになるはずです。

中野に納品。

 02, 2006 23:33
 しばらく行ってなかった中野の『Hb』に、『濡れ娘。』の商品を持っていきました。最近、売上げよくないので、DVDがなんとか起爆剤になってくれれば……というところ。

 そして今日はヒマだったので、自転車で中野までふらふらと行きました。昔、仕事でよく回っていた界隈を、いま現在はどうなっているか眺めながらの「旅」は、けっこう新鮮なものでした。
 よくサボっていた早稲田のゲームセンターには、もう『バーチャファイター』は置いてなかったです。あのころは気がつくと一時間くらいゲームをしていたことも……(笑)。
 新宿は大ガード付近の風景がすごく変わっていて驚き。道も広くなっていて、見通しがいい。ビルが建て替えられるのだろうけど、いまはなにもないので空が広かったのが印象的でした。
 昔を懐かしむ年ではないけど、しばらく行ってなかった土地を散策するのは楽しいなぁ、と再確認。もっとあちこち回りたかったけど、けっこう疲れたのでやめました(笑)。

 そのあと『Hb』と『ブロードウェイ』に寄って、ラーメン食べて、二時間くらい中野を満喫。
 そして昨日のラジオ番組『JUNK交流戦スペシャル』を聞きながら帰路へ(伊集院光と爆笑問題。面白い!)。その途中、『ベローチェ』でオレンジジュースを飲みながら、先日買った『ザ・ワールド・イズ・マイン』の1巻を耽読しました。警察署襲撃のシーンは、何度見てもいいなぁ。

 と、ひさしぶりにのんびりとした週末を過ごせた気分です。

 来週は土日ともに撮影の予定。楽しみです。

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