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札幌・小樽旅行記その11。

 14, 2006 09:35
 小樽のメインストリートを歩き出すころには、ふわりふわりと雪が漂っていた。
 みやげ物屋ばかりが並んでいるのを見ると、これだけ競合店がたくさんあって、経営はうまくやっていけているのだろうか、と心配になってしまう。おれの感覚では、2000円以上のみやげ物って、買うのに相当動機付けが必要になるのだが、それ以上の価格のものがいっぱい並んでいるのだから、買う人がいるのだろう。しゃれたアクセサリー屋にも入ったが、しょせんはブサイク軍軍曹のおれ、その場の雰囲気に耐え切れなくなってすぐに外に出た。これ以上、店内に駐留していたら、おしゃれ毒素にやられてしまう。
 途中、とうもろこしやホタテを焼いて売っている店があったので、そこで小休止。みんなでもろこしやらホタテを食べた。もろこしはあまり甘くなく、一ヶ月ほど前に上野・松坂屋でやっていた北海道展のもろこしのほうがおいしかったくらいだ。ホタテは良かったが。
 それにしても寒い。食べる場所は店内なのだが、そこは通路にテーブルとイスを並べただけだから吹きっさらしも同然。
 食べ終わるとすぐに出て、斜め向かいのアイスクリーム屋に入った。ここは密閉されたお店なので、店内には暖房が効いている。ソフトクリームを注文し、テーブルでみんなと食べた。寒いところでは暖かいものを、暖かいところでは冷たいものを食べているのだから、よく考えたらなにがなにやらわからぬ話である。
 また通りに戻って歩いていると、洋菓子店を発見。入ってみると、試食のバームクーヘンがあった。もちろん口に投下。うまい。そういえば、いつもうちのパソコンを見てくれているTくんが、大のバームクーヘン好きだった。もともとTくんも、この旅行にくる予定だったが仕事でこられなかったのだ。いつもお世話になっているから、たまにはお礼をしないと、ということで購入。
(ところが。後日談になるが、このTくんは仕事が忙しく、土日も休めない有様で、なかなかバームクーヘンを渡せなかった。結局、賞味期限が切れてしまうため、Tくんにはバームクーヘンを渡せず。最終的には、おれがいただいた。Tくん、さんきゅーです)
 続いて入ったのは、地酒屋さん。妻とNは大の酒好きなので、ぜひ見たいと言い出したのだ。すると、その店内に、めっちゃくちゃかわいい店員さんがいた! これは、おれのマニアツクな趣味とは別物で、本当にかわいい女性だった。年は二十代半ばで、タレントのだれかに似ているのだが、いまだに思い出せない。強いていえば高島彩か。でも、下手したら高島よりかわいい。名札を胸につけていたので名前もわかった。名前がわかると、いろんなリアリティが出てくるんだよなぁ(なんだよ、リアリティって)。この人となら、もしかしたらやり直せるかもしれない……と、しばらく、その女性とおれの今後10年間を妄想しつつ、店を出た。

 小樽運河を見ようと、おれたちは海岸沿いの道に出た。海風が寒い。
 そして、この通りで「エリザベス女王杯の悲劇」がおきたのである……。

 【つづく】

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