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【ネタバレ】『ヤッターマン』を見た。

 08, 2009 23:51
 まずは文句を先に言っておく。
 冒頭のヤッターマン登場シーンあたりから、演出のテンポというかリズムがどうもノレない。なんというか、CGと役者の演技が微妙にズレていたり、笑わせようとしている場面の「間」が悪い。もっとたたみかけるようにやるべきだと思うのに、セリフのあとに空白の時間が一瞬できたりするので笑いにくいのだ。
 あと、せっかくなんだからオープニングも作ってほしかった。庵野版『キューティーハニー』みたいに。もちろんエンディングも。それでいてこそ、エンドクレジットのあとの「来週の」予告編が生きるのではないだろうか。
 それから、いくらなんでもCGに頼りすぎでは? 先ほどの「笑い」と関係してくるけど、観客は映像に笑うのではなく人間に笑うのだ。

 ……とまあ、いろいろ書いたけど、実はぼくはこの映画がけっこう気に入っている。
 なによりも強調したいのは、三池監督の確信的な悪意だ。
 テレビ局の作ったファミリー向け映画だし、アニメでもやっているから親子連れもたくさん来るだろうなぁ……と考えたであろう三池監督はこの映画に下ネタをあますところなく散りばめたのだ!!!
 福田沙紀の股間にロープを滑らせ「熱いっ……」と言わせるわ、深田のおっぱいは鷲摑みにされるわ、メカ同士のエロシーンはあるわ、阿部サダヲは「金玉」を連発するわ、予告編では福田沙紀に「チンコ」と言わせるわ、もうやりたい放題。最後の別れのシーンでの阿部サダヲの「子供は知らなくていいんだよ」には爆笑したよ。でも、丸の内ピカデリーの二回目の上映のとき、そのシーンで笑っていたのはおれと友だちだけだったが(笑)。
 また、フェティッシュなシーンもたくさんある。深田恭子のボンテージはもちろんだが、岡本杏理は何度も太ももをあらわにさせられたり(太ももに飛びつく桜井翔にも爆笑)、水をぶっかけられたりする。三池監督は脚フェチなのか。でも、せっかくイカ墨銃を出したのだから、福田か岡本が顔面に墨をぶっかけられるシーンがほしかったなぁ。
 エロさで言えば、福田沙紀はマスクをしているとかわいさが倍増するのが不思議(笑)。あと、普通の人たちはドロンジョのあの衣装とかがストレースにエロいと感じるのだろうけど、おれは衣装より深田の太ももに目が行って、あそこに頬をスリスリしたくて仕方なかった(ホントに頬か?)。
 男の話もしておくと、なんといってもボヤッキーがよかった。監督は、彼を主役として撮っていた気さえする。ケンコバも思っていたより普通にやっていてよかった。付けっ鼻にしたのは大正解。劇中で特に理由は語られないけど、だがそれがいい。アニメのキャラクターを実写にすると、ホンモノっぽく作ってしまうものだが、この手があったかとひざを打ったですよ。
 あと、細かいことはいろいろあるんだが、とにかくメジャー製作で大手の事務所(ジャニーズ、ホリプロ、オスカー)のタレントを使っても、これだけ好き勝手なことをやりまくった三池監督の心意気と、それに応えたキャストとスタッフの方々には敬意を表したい。映画的にはバランスが取れていない作品ではあるとは思うものの、これは今年見た映画の中でいまのところ一番笑えたし、楽しい気分で映画館を出られた。
 ま、親子連れで来たお父さんお母さんたちには、「ご愁傷様でした」ってことで(笑)。

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