FC2ブログ

スポンサーサイト

 --, -- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

【ネタバレ】『伝染歌』を見た。

 03, 2009 22:44
 土曜日に秋元才加が出演している『ハイキックガール』という映画を見に行くので、予習のために同じく秋元才加が出ている『伝染歌』を見た。秋元才加ファンとしては見なければいけない作品なので、いつか見ようと思いつつも、そういうきっかけがなければなかなか手が出なかった。

 んで感想。
 「しょーもな」

 原田眞人の『金融腐食列島』とか『突入せよ!あさま山荘事件』とかは好きな作品なのだが(えーっ、という声が聞こえてきそうだけどw)、この『伝染歌』はなぁ……。
 この人、ホラーとか向いてないんじゃないかって気がする。全然怖くないとかじゃなくて、そもそも怖がらせようとしてないし。効果音や音楽の使い方とかもヘン。『現金に体を張れ』とか『ジャッキー・ブラウン』みたいに時間を戻す意味もよくわからん。その手法ってホラーに向いてるかぁ?
 
 けれども、ことの発端は白ブタ……じゃなかった、我が愛しきAKB48生みの親、秋元康大先生(以降、秋元才加と名前がかぶって紛らわしいので白ブタちゃんと呼称する)なので、原田眞人ばかりに責め苦を負わせるのもどうかという気がする。白ブタちゃんの原作がどんなものなのか知らないけど、『着信アリ』なんてくだらない映画の原作もやっているくらいだから、「歌を歌った人が自殺するって面白くね?」くらいの感じでいつもの思い付きを形にしたにちがいない(いいのか断言して)。
 しょーもないであろう原作を無理矢理映画にしたのだとしたら、原田眞人も気の毒なのかもしれない。
 てゆーか、推測だけで書いてていいのか、おれ。

 でも、そんなことは実はぼくにはどーでもいいのだ。
 なにしろ秋元才加が出ているから見ただけであって、映画的な面白さとかハナから求めてないし(もちろん、あれば越したことはないが)。
 んでもって、そういう視線から見ればこの映画は好きかも(えーっ!!!)。だって秋元才加はほとんどずっと出続けるし、なによりぼくがイメージしている秋元才加像にかなり近いキャラクターなのだ。AKB48で一番かっこよくて男前で姉御肌。かと思えば、ヘルメットを勝手にかぶるところとか、すっげーかわいい。まあ映画のときくらいちがったキャラクターを演じてもらいたいという気もするけど、それはまた別の機会でいいじゃん。贅沢を言わせてもらえば、「ちゅーして」とこじはるに言われた優子がそれを悔やんでいたのだから、最後は秋元才加に「ちゅー」するって展開にしてくれれば、それだけでおれはこの映画を「傑作です!!!」と言ってしまったかもしれない……いや、そう考えると、おれ自身の名誉のためにもやっぱりそういうシーンはないほうがよかったか(笑)。あ、最後に秋元才加が「セックス」と言うんだけど、これって三池崇史が『ヤッターマン』で福田沙紀に「ノドチンコ」って言わせたのと同じことかな。
 まあ、ともかくも、秋元才加ファンは絶対見ないといけない映画であることはまちがいない。

 他のAKB48出演者で一番よかったのは野呂ちゃん。AV女優になるとか言ったり小野と同級生(笑)という無理難題をこなしていたり、脇役数人の中では一番おいしい役だったのでは?
 それとこじはるが制服姿で水をかぶって、スカートとかかなりべちょべちょになっているシーンはもうちょっと長回しするベッキー!!!
 あとAKB48じゃないけど、筒井真理子さんがちょっとだけ出ていて嬉しかったです。

 ……とは言うものの、やっぱり映画としてはヘンな作品だ。
 まずAKB48というアイドルグループが映画の中にも存在することの意味がよくわからない(秋元才加は別の役前でAKBに所属している)。AKBのプロモ的な意味なんだろうか。だったら秋元才加は「秋元才加」のままでいいような気がする。メタ構造みたいにしたいのかな(そこまで考えてねぇよ)。
 歌を歌うと死ぬってことがウワサになっているらしいが、画面からはあんまり伝わってこないし、それを調べる雑誌編集者は真っ先に作曲家とか作詞家を調査するべきなのに、大分あとにならないと着手しない。ネットがあるのにネットを活用しないのも不自然。社会が描けてないからこじんまりとしてしまうのだ。そのくせ、物語の端々に現代世相に対するアンチテーゼ的なメッセージを入れようとしているのがイラつく。ラスト近くで自殺しようとするみんなが自爆テロの様子をテレビで見ているシーンとか、特に。自爆テロの問題とこの映画で描かれるような自殺の動機とかって、まったく意味合いちがうし、こんなかたちで軽々しく扱えるようなもんじゃないだろう。白ブタちゃんはずいぶんと前から、薄っぺらな大義みたいな歌詞を書いていたので原作にもそのくだりはあるのかもしれないが。
 あと、この物語における「ルール」が提示されないのも欠点のひとつだと思う。『着信アリ』もそうだったけど、この世界における「呪い」とか「幽霊」ってものにはなにができてなにができないのか、特殊な人間だけに見えるのか、物理的な干渉がなされるのか、とかの説明がほとんどない。途中、「餓鬼」が突然CGで現れたりするから、この世界には仏教的なものなのだろうか。でも「閻魔」ってインドのヒンドゥー教にも出てくるし……。てゆーか、多分、なんも考えてないだろ、白ブタちゃん。

 とまあ、こんな感じでいろいろ言い出せばキリがないんだが、秋元才加が出ているというだけで、おれは「オススメです!!!」と言わざるをえない。スマン……。



↑特典映像見たいス。

COMMENT - 0

WHAT'S NEW?

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。